iOSデバイス向けにつくる業務システム(8)

iOS で動作する カスタムApp を作ってみよう

本コンテンツでは、顧客情報・購入履歴という2種類のエクセルファイルをもとに、顧客管理・販売履歴を一覧するデータベース・ファイル(カスタムApp)を作る過程をご案内します。

※ カスタム Appの完成形

全10ページ構成 / [ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 ]

7. ボタンアクションを追加する

画面全体ができたので、ボタンアクションを追加します。
詳細情報タブをクリックして、写真フィールドを右クリックします。ボタン設定を選択します。

ボタン設定を選択するとボタン設定ダイアログが表示されます。
処理のドロップダウンから「単一ステップ」を選択します

ボタン処理というダイアログが新たに表示されます。
「ステップを入力するか一覧から選択てください。」と表示された行を探して、マウスクリックすると直接入力できます。
そこに直接「デバイス」と入力すると「デバイスから挿入」というスクリプトステップが選択肢として表示されます。そのまま選びます

「デバイスから挿入」スクリプトステップを追加した後は、行の右端の歯車アイコンをクリックして設定します。
ターゲットフィールドの指定右側にある「指定」ボタンをクリックして「写真」フィールドを選択します。

さらに次から挿入ドロップダウンから「カメラ」を選び直して「サイズ : 中」「カメラ : バック」を選択します。
これによりiOSデバイスの背面にあるカメラで中程度のサイズの写真を記録します

続いて、見積書タブをクリックします
署名フィールドを右クリックしてボタン設定を選択し、ボタン設定ダイアログを表示します。

写真フィールドにボタン設定した時と同様に、処理のドロップダウンから「単一ステップ」を選択します。
ボタン処理というダイアログが新たに表示されます。
「ステップを入力するか一覧から選択てください。」と表示された行を探して「デバイス」と入力すると「デバイスから挿入」が候補として表示されます。「署名」フィールドを選択します。

デバイスから挿入右端の歯車アイコンをクリックして「署名」を選択します。

署名にはタイトル、メッセージ、プロンプト、表示と設定する箇所があります
それぞれ署名には「署名」、メッセージには「見積書を確認したら署名」、プロンプトには「ここに署名」、表示は「オーバーレイ」を設定します。

前 < iOSデバイス向けにつくる業務システム(7)
次 > iOSデバイス向けにつくる業務システム(9)