FileMakerカンファレンス in 大阪 レポート 7月5日編

FileMakerカンファレンス in 大阪 レポート 7月5日編


この日は一日FTS(FileMaker Training Series)セッションを受講。大きなホールで一日、6時間の授業を受けます。


なんと昼食付き ^_^ お弁当を美味しく頂きました。

【ざっくりnote…】
  • ■ FTS1限目 : インターフェイス
    • インターフェイス作成時のシナリオ
    • 新しいオブジェクト
      • POPオーバーボタン
      • スライドコントロール
      • タッチキーボードタイプ
    • オブジェクト表示の優先順位
  • ほか …
  • ■ FTS2限目 : データ
    • データモデリング構造
    • リレーションに関する考え方
    • 主キーについての考え方
  • ほか …
  • ■ FTS3限目 : 計算式 & レポートの作成
    • FileMaker 13に追加された関数リファレンス
  • ほか …
  • ■ FTS4限目 : スクリプト
    • FileMaker 13に追加されたスクリプト
    • FileMaker 13に追加されたスクリプトトリガ
  • ほか …
  • ■ FTS5限目 : セキュリティ & 展開
    • FileMaker Server 13 のセキュリティに対する考え方
    • 各プラットホーム(PC / iOS / WEB Direct)についての目的と考え方
  • ほか …
  • ■ FTS6限目 : 外部データとの統合
    • ESSについての考え方
    • ODBCドライバについての解説
  • ほか …
  • ※ 今回のFileMaker Conference in OSAKAに対する個人的な見解

最後にカンファレンスを終わって個人的な見解

世の中のデータベース、システムがクラウドという方向に進んでいて、FileMakerも追随する方向性でいることは間違いないでしょう。

特筆すべきはWEBダイレクトという機能について、推奨ブラウザはSafari / Chrome / IE(ver.10/11)、Firefoxは一部非推奨とブラウザが限られているものの、以前からあった「インスタントWEB共有」という、どちらかというと「ブラウザからFileMakerは使えますが、なるべく検索・閲覧専用でお使いくださいね」とクライアントに大きな声で推奨できなかった機能がかなり強化されて、ブラウザからFileMaker Serverに接続すれば、ほぼFileMaker Proと同等の使い方ができるようになった点。勿論、セキュリティもAES対応で分かり易く言えばFileMaker版SSLと保存された動画や静止画、音声データやシグニチャ(署名)をセキュリティの高い状態で保存できる機能が付いたのも大きなメリットでしょう。

ただし、この安全かつ便利な機能はFileMaker Advancedからの設定が不可欠ということを考えると、FileMakerの製品ラインナップからFileMaker Proが必要なく、今後FileMaker Server / FileMaker Advanced(開発用) / FileMaker GO(iOSアプリ) / ブラウザ(これは無料)というラインナップ展開になるのではないかと捉えることも出来るでしょう。

モバイルについてFileMaker社はFileMaker Mobile(Palm OS端末用)、FileMaker for i-mode(i-mode端末)など迷走してきたこともありますが、それは世の中の声に反応しただけであって、ここからは安定しているiPhone / Android端末に向けた展開を進めるのではないかと思います。まぁ、すべて個人的見解ではありますが(笑)