テレワーク環境に最適!Amazon WorkSpaces を使ってみる

Amazon WorkSpaces を知らない方のために説明すると、Amazon WorkSpaces はクラウドベースの仮想デスクトップで、従来のデスクトップの代わりとして使えます。簡単にいうと、インターネット上に自分のパソコンを持てるという事。つまり、何処からでも使えるパソコンがあって、先程までやっていた作業を別の場所に移動しても引き続きできるようになる、魔法のような環境が使えるという事です。WorkSpaces はOSをはじめとするリソース、ストレージ、ソフトウェアアプリケーションをバンドルしたもので、従来のデスクトップを使用するのと同じ感覚で日常業務を実行できるようにするものです。(AWS WEBサイトより引用)

[ Amazon WorkSpaces とは ]

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/workspaces/latest/adminguide/amazon-workspaces.html

セットアップも非常に簡単です。

[ Amazon WorkSpaces 高速セットアップを開始する ]
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/workspaces/latest/adminguide/getting-started.html

価格は以下のような感じです。(東京リージョン 2020/12/1調査) 例 )
2 vCPU、4GiB メモリ / スタンダード
ルートボリューム : 80 GB
ユーザーボリューム : 50 GB

日本円換算すると、($1 = 104.35 円の場合) でみて およそ月額 4,900円。
時間料金は 1,460円 + 41円/時間。

この金額が高いか安いかは使う人の判断になると思いますが、ネットが繋がればどこからでも瞬時に使えるPC環境が6月30日まで無料で使えるならば、在宅勤務の手段として試してみる価値はありそうですね。私のように仕事の場所で放浪癖がある場合、特に遊んでいる iPad や Fire タブレット、Android タブレットがあれば、継続利用もおすすめです。

Windows や Mac のコンピュータ、Chromebook、iPad、Fire タブレット、Android タブレットなどのサポート対象デバイスからは、無料の Amazon WorkSpaces クライアントアプリケーションを使って WorkSpaces に接続できます。Chrome および Firefox ウェブブラウザから接続することもできます。

使ってみた感想 …

とりあえずセットアップをしています。
気づいた点など、どんどん追記していきたいと思います。

まずWindowsの環境ですが、こちらは Windows Server 2016 Datacenter エディションがインストールされています。プロセッサは Intel(R) Xeon(R) Platinum 8175M CPI@2.5GHzで、実装メモリは3.94GB。

正直、メモリの数字に不安を覚えましたが実際に使ってみるとサクサク。
何よりネットからのダウンロードスピードは格段に早いです。正直驚きました。

また、MacBook Airで使っていますが、個人的な体感速度は必要十分。TeamViewerのような遠隔ソフトを使うよりも早いんじゃないかな。

ただし、セキュリティは万全で、現在のところ警告音などはMacBook Airで確認できますが、Radiko(インターネットラジオ)は画面が表示されません。

ブラウザはデフォルトでInternet Explorer / Firefoxがインストール済の状態でしたが、使い慣れたChromeが入っていないのでダウンロードしてインストールしました。
メールは定番のGmailのアカウントをセットアップして動作しています。

コピーペーストもリモート(MacBook Air)でコピーしたテキストを貼り付けることは可能です。
リモート(MacBook Air)とホスト(Amazon WorkSpaces)の転送は、WorkDocsを使う方法が一般的と思いますが、ほかにもDropbox / GDriveなどセットアップすれば使えそうです。

少し困ったのは、キーボード配列がJISキーボードではない点です。リモートがMacなのが原因かもしれないので、明日改めてWindows クライアントやiPadから接続してみたいと思います。また、モバイルWi-Fi + iPad環境で使えそうかも試してみたいと思います。