12月1日(木) Claris FileMaker Pro 19.6.1 がリリースされました。
詳細はこちら (別窓で Claris inc. WEBサイトへ進みます)
なんと言っても、今回の目玉は新機能の「トランザクション(処理)」です。
トランザクション機能を使うと「更新データ処理」を指しており更新データに問題が発生したとき、データを復元することができます。例えば、複数レコードにわたりフィールド内容を一定の条件で置き換える「フィールド内容の全置換」を使うとします。FileMaker Server などで共有している他のユーザーが該当フィールドを編集している場合、すべてのレコードのフィールド内容は置き換えられますが、編集中のフィールドだけ置き換えられないことがあります。トランザクションでは、こうした問題が発生した場合、復元することができます。
このほかの機能追加は上記リンクからご確認ください。
また、FileMaker Server で カスタム App を共有している場合、FileMaker Server 19.6.1 にアップグレードし「データベースのフィルタ」機能が有効な場合、アクセスする度にパスワード入力を求められることがあります。データベースのフィルタ機能とは「FileMaker クライアントのアカウント名とパスワードに基づいて、FileMaker Pro の [ホスト] ダイアログボックス、FileMaker Go、FileMaker WebDirect 起動センターおよび FileMaker Data API データベース名エンドポイントに表示されるデータベースの一覧をフィルタする」機能です。
解消方法は FileMaker Server AdminConsole で「構成 – FileMaker クライアント」と進み、データベースのフィルタ機能を「無効」として再起動します。
上記手順でフィルタ機能は無効になりますが、有効な場合と比べパスワード入力しなくても良い分、セキュリティレベルは下がりますので予めご確認ください。