2019年02月06日 中学生の職業体験を受け入れました

2月1日、岐阜県内の中学生による職場体験を受け入れました。

朝、8時45分には来社。
岐阜駅から大垣駅まで電車。大垣駅からソフトピアジャパンまでバスを乗り継いで来たそうです。 Keynoteなど事前準備はしていたものの、中学生を受け入れるためミーティングルームを予約したり、当日の朝、プロジェクターやMac、ネットワークとクラウド環境などをセットアップするには時間が足りません。なんとか来社直前にすべての準備が整った!と思ったところへやって来ました。
一日よろしくという挨拶もそこそこに、今日これから彼ら(彼女たち)が期待する以上の体験をして貰うため早速自己紹介から始めます。 次いで会社紹介。そして当社のお客様紹介などをして「技術もさることながら、ソフトウェア開発はコミニュケーション、アイデアや連携が大切」としっかり説明しました。将来どんな仕事に就いても諦めない、自分を信じる気持ちを持って取り組めばやがて大成する(少し古臭いかな?)といった話をしました。

その後、話を聞くより手を動かして開発の現場を体験してもらおうと「FileMakerハンズオンセミナー」の内容を受講して貰いました。ハンズオンセミナーは、一人1台、iPadとMacを使ってFileMakerのシステムを開発し、さらにクラウド環境にアップロード。iPadで入力した内容がMacでも共有できるという体験をするプログラムです。

本当は説明を含め3時間の長丁場となるのですが、授業でペッパー君のプログラミングもしたことがある学生は理解も早く1時間で完成しました。

その後、もう少し真の開発を体験して貰う時間ができたので、AmazonのEcho spotというAIスピーカーから音声入力したキーワードをクラウド環境でホストしているFileMakerで受け取り、FileMakerで検索した内容をAIスピーカーに返す仕組みづくりにチャレンジしてもらいました。 難しいこと抜きで説明するなら、AIスピーカーの検索システムを作りその裏側ではFileMakerが動作しているというものです。
私も開発を手伝って2時間ほどで完成し、例えば手が離せない仕事をする現場で音声検索により社内の誰かが入力したデータを検索できる実社会でも使える開発が完了しました。 なにより「アレクサ、〇〇について教えて」という言葉で自分たちが入力したデータが音声で返ってくることに感動したようです。

このような有意義な時間を過ごしてもらいワークスペースでの職業体験は終わりました。 彼ら彼女たちの未来は、きっと今日実施した開発の数倍数十倍の速度で開発が進む時代と思いますが、その原点のひとつとなれば幸いです。

※追記
今回生徒たちと行ったAlexa / Echo Spot による開発はスキル(アプリ)のプロトタイプ開発体験です。将来にわたり当社製品として販売をお約束するものではありません。また本内容は一度当社で開発・完成を確認した上で開発体験して貰いました。コンテンツをふくむ著作権は当社に帰属します。