FileMaker Server 18 の起動復元

FileMaker Server 18 では共有しているデータベースの「復元ログ」を作成することができるようになりました。

この機能「データの適切な更新と一貫性の維持を目的としてデータベーストランザクションの物理ログを取る」、なんだか難しそうなことをしているようですが、要するにより「精度の高い安全な状態でデータベースファイルを共有できる」ということです。

とはいえ、FileMaker Server 18 のマニュアルにも「重要: 起動復元はバックアップの代用にはなりません」とか、「復元ログを作成するプロセスでパフォーマンスに影響が出る」といったコメントも見つかります。

そこで FileMaker Serve 18 の実行速度が「遅いな」と感じた方は以下のコマンドを実行してみてください。

「fmsadmin set serverprefs StartupRestorationEnabled=false」

これで起動復元のログ作成機能は無効となり、少しはパフォーマンス改善に繋がるかもしれません。